What…for 〜月がない夜〜

 

 愛しくて。

 壊してしまいたいと強く思う程好きで。

 俺の世界は、彼の存在だけで出来上がっていた。

 なのに、あいつは俺を拒絶して。

『触らないでっ!!』

 伸ばした手を、振り払ったんだ。

 

――――月がない夜――――

 

 信じられなかった。

 パシィッ・・・と響いた乾いた音も。

 あいつ――――キラが拒絶した事も。

 全て、信じられなくて。

 それと同時、無性に腹が立って。

――――本気で言っているのか?』

 気が付けば、

『・・・っ、やだ、アスラン・・・』

 キラの躰を組み敷いていて。

 抵抗を捩じ伏せ、

『どれだけ俺がお前を想っているのか、知りもしない癖に』

『んっ・・・やめ、アス・・・ッ』

 唇を重ね、溜まっていた想いをぶつけていた。

 けれど、それでも伝わらずに。

 

 月ノナイ夜。

 バカミタイニ、全部ヲ貪ッテ。

 

 理性も・・・何もかもを捨てた俺は、

――――っ、アスランッ』

 幼い頃から、大切にしていた彼を、

『・・・っ、キラ、キラ・・・ッ』

 抱いた。

 

・・・夜は、まだ終わらない。

 

END.

 

あぅあー、短い。

そして、何が書きたいのか、全くわからない文章。

纏まってなさ過ぎて泣けて来ます。

ゴメンナサイ(汗)。

 

お題協力元は此方

よりぬきお題『月がない夜』使用。

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