残月の日

 

 熱いキス。

 暑い夜。

 何度も抱かれて。

 SEXに溺れ切った、残月の日を、

「アス・・・ラン・・・」

 きっと忘れない。

 

――――君に抱かれて――――

 

 彼女は絶えず、好きと言って。

「キラ・・・、キラ・・・」

 名前を呼ぶ。

 でも、その声が届く事はなく。

 行き違ったまま、肌を重ねる。

 それは間違いだと、わかっているのに。

(アスラン・・・)

 淋しいと泣く心が、彼女を求めて。

 壊れそうな感情を抱いた胸が、

(傍にいて)

「キラ・・・、好きよ・・・」

 温もりを欲して。

――――・・・」

「泣かないで。傍にいるわ・・・」

 意味を持たないSEXに、縋った。

 

――――宇宙に散って――――

 

 彼女の求めているものが、

「キラ・・・」

 僕の死だとわかっていたのに。

 悲しさ故に、

――――・・・フレ・・・イ・・・」

 手を・・・放せなかった。

 

――――残月が落ちる――――

 

 もう・・・後戻りは出来ない。

 アスラン。

 僕に本物のSEXを教えて・・・。

 

END.

 

相手はフレイさんです。

一応フレイ→キラ→アスラン。

シリアスを目標にしてみました。

これの元ネタは・・・秘密です(ぇ)。

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