サヨナラのメロディー

 

 もう戦いたくない。

 だけど、

『キラ・・・』

 アスラン。君が傍にいてくれるなら、

『皆で戦おう』

 僕は大丈夫。

 まだ戦える。

 だから・・・、

「アスラン!」

「キラ・・・!」

 早くこの手を取って。

 そして安心させて。

 

――――オーブが沈む・・・――――

 

 傍を離れないと。

 僕の傍にいてくれると。

 君の声で誓って。

「お父様――――っ!!」

 二度と不安にならない様に、

――――なっ・・・」

――――っ」

 お願いです。

 その腕に閉じ込めて下さい。

 

――――歴史が・・・時が止まる――――

 

 だって、

「・・・お父・・・様・・・」

「カガリ・・・」

 アスランしかいないから。

 心から頼れる人。

 安心させてくれる人は、

「キラぁ・・・っ・・・うっ・・・」

 今も昔も、

「ゴメンネ・・・、カガリ・・・。オーブ守れなくて・・・ゴメン」

「・・・キラ、お前・・・」

「何も言わないで、アスラン・・・」

 アスラン以外にはいないから。

「でも・・・それじゃあ、キラがっ」

「僕は大丈夫。君が、いてくれるから」

「・・・そうか。お前がそう言うなら」

 どうか、

「カガリ・・・。ゴメンネ」

 繋いだ手を離さないで・・・。

 

END.

 

機体同士で、あの手の繋ぎ方はないでしょう。

と云う訳で。書いてみました。

アスキラもどき。

まさかのウズミ氏の死去と「暁の車」にやられ、

久々の王子の言葉に萌えて(フレイの事は空耳よ)

イザフレなんて認めないわ。

何と無くアスキラに手を出してしまった私(は?)。

あまりのショックに、アスランにカッコ良さを

求めてしまったじゃない。←本命は王子。

くそうー。

因みに。サヨナラのメロディーは「暁の車」です。

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