三ヶ月

 

 長くて、三ヶ月。

 ううん・・・。三ヶ月もある。

 私・・・何して過ごそうかな・・・。

 やっぱり、あの二人と暮らしたいな・・・。

 総士、いいよって言ってくれる?

 

――――三ヶ月――――

 

 凄く驚いていた二人。

 目を丸くして。

 少し、どうしようか・・・って迷ってた。

 けれど、

「俺は構わないけど・・・」

「お前がいいなら、僕も問題はないが」

 にっこりと笑って、いいよって言ってくれた彼・・・一騎と総士。

 とても感謝してるよ。

 

 ――――皆、優しいんだね。

 

「初めまして、皆城乙姫です」

「え・・・、総士の妹・・・っ」

 学校にも通わせて貰え、

「乙姫」

「総士、一騎」

 同じ時間(とき)を過ごせて。

 物凄く楽しくて、有難いって思うよ。

 だから、

「乙姫・・・! 乙姫・・・!」

 泣かないで。

 核は亡くなってしまうけど、大丈夫だから。

「総士・・・。一騎・・・。私、幸せだったよ」

 ほら・・・目を瞑れば見えて来るね。

 あの楽しかった日々、全てが。

 ねぇ・・・私、この三ヶ月間何が出来たかな・・・?

 もう眠くてわからない。

 コレが“人間”なんだね。

 

 ――――お休みなさい・・・。

 

END.

 

乙姫ちゃん死にネタι

少し書いてみたかったんです。

すみません・・・(殺)。

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