切なさの散華

 

 好きとか、嫌いとか。

 そんな想いは関係なくて。

 ただ・・・傍にいたかったんだ。

 

――――切なさの散華――――

 

 銃を向けた瞬間、薄く笑った君。

 本当は最初(はじめ)から、気付いていたのかもしれない。

 僕が、

「アスラン・・・」

「何? キラ・・・」

 君を殺して、自分も死のうとしている事に。

 ずっと・・・、

『また、すぐ逢えるさ』

 わかっていて。

 傍にいてくれたのかもしれない。

 

――――ソレハ嬉シイ事ナノニ――――

 

 その事実は、嬉しくて哀しくて。

 何故か・・・憎かった。

 だから、銃を向けて。

「好きだよ・・・」

「うん。俺も好きだよ」

 カタカタと震える指先で、

 

――――トテモ切ナクテ――――

 

 そっと、引き金を引いて。

 彼を、

 

――――ケレド、君ガ好キデ――――

 

 宇宙(そら)に捨てた。

 そして、自らも引き金を引いて・・・。

 

――――コレデ、ズット一緒ダネ――――

 

END.

 

イベント中に書いた話。

何が書きたかったのか・・・。

すみません。病んでて(汗/ぇ)。

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