恋愛ごっこ

 

 燃える様な紅い髪を持った彼女。

 真剣に好きだったんだ。

『フレイ・・・ゴメン・・・』

 オーヴの地、彼女と別れるまでは。

 

――――恋愛ごっこ――――

 

「何よ・・・っ! 何で私があんたなんかに・・・っ!!」

 響き渡る彼女――――フレイの声。

 それは、

「バカにしないでよっ! コーディネイターのくせにっ!!」

 僕の心を疵付けて。

 想いが冷めていくのがわかった。

 そして、気付いた気持ちが、

 

――――所詮、そんなもの――――

 

 愚かにも僕達は、

『キラ・・・。私の想いがあなたを守るから・・・』

 “恋愛ごっこ”をしていたのだと。

 それだけだった。

 

 疵ヲ疵デ隠シテ。

 痛イハズナノニ、痛クナイト言ッタ。

 ソウデモシナイト、

「同情なんか要らないのっ。私が欲しいのは・・・っ」

「うん。だから、もうやめよう・・・」

 戦カエナカッタカラ。

 立ッテモイラレナカッタカラ。

 ソレダケ。

 

 だから、愚かしい行為は、もうやめよう。

 じゃないと・・・、

「フレイ・・・。本当、ゴメン・・・」

 引き返せなくなるから。

 

END.

 

どうせスランプ。

こんなもんさー。あはは。

これは、フレイさん好きにはどうなのかなーと。

って、フレイさん好きの私が言ってみる。

・・・フレキラも第3弾ですか。

SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送