HEAVEN

 

 助けて。

 君しかいない。

 大好き。

『アスラン』

 何の薬を飲ませたの?

 躰が熱いの。

 どうしたら・・・イイの・・・。

 

 ――――お前が・・・好きだよ・・・。

 

 教えて・・・。

 

 

 泣きそうになりながらも、俺を見詰めて、

「アス・・・ラン・・・っ」

 名前を呼んで来るキラ。

 そんな彼に薄く笑い掛け、

「ああ。効いて来たみたいだね・・・」

 俺は言葉を紡ぐ。

 

 ――――もう、全て忘れて。

 

 本当は忘れて欲しくないから。

 憶えていて欲しいから。

 だけど、

 

 ――――忘れないで・・・。

 

 それは叶わない、願いで・・・。

 

To Be Next・・・?

『HEAVEN』から抜粋。

SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送