君に逢う、その日まで

 

 その声、肌、全て。

 誰にも触れさせないで。

 お前は、俺のものだから・・・ねぇ。

 

 ――――フレイって・・・誰・・・?

 

『フレイ!!』

 大切にして来た幼馴染は、知らない奴の名前を呼んで。

『キラ! どうした?』

 誰の声も聞かずに。

 ただ、

『フレイ・・・』

 壊れたテープレコーダーの様に、フレイ・・・と紡いで。

『・・・っ、キラ・・・』

 気に入らなかった。

 だから、

「あなたが、フレイ・・・?」

 彼女・・・フレイ・アルスターがアークエンジェルに戻って来た時、

「誰よ、あんた」

「俺はアスラン。アスラン・ザラ」

 キラの恋人・・・。

 そう言って、

―――――っ!? なっ・・・放しなさいよ」

「アスラン!? 何しているのっ!! やめて・・・!!」

 あいつの目の前、

「キラッ!」

「フレイ・・・!!」

 彼女を犯した。

 

TO BE NEXT?

『君に逢う、その日まで』より抜粋。

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