大好きだから、傍にいて

 

 愛しそうに遠くにいるキラを見詰めて、あいつ――――アスランは、

「ゴメン・・・。俺は昔からキラの事を思ってるから」

 確かに“キラが好き”と言った。

 遠回しな言い方だったけど、

「そうか・・・。キラが好きなんだな」

 あの瞳が全てを語っていた。

 だから私は、

――――悪い・・・」

「謝るなよ」

 アスランを諦めて。

「カガリ・・・」

「あ。ほら、キラが呼んでるぞ」

 背中を向けて。

 

 ――――最初から・・・わかってたけどさ。

 

『もう、何やってんだよ、お前は』

 そして、

『だってさ・・・。うー。悪かったって!』

『悪いと思って言ってる言葉じゃないぞ、それ』

 歩き出す。

 二人の間に入るつもりはないから。

 好きな奴が幸せなら、それだけで十分だから。

 涙で曇った瞳をそのままに、

『本当・・・ゴメン! 大好きだから許して、アスラン!!』

『お前は、すぐそう言う・・・』

『えへへ・・・』

『えへへじゃない!』

 明日へと、確実な一歩を踏み出す。

 

 

 大好きだから、傍にいてくれるだけで幸せ。

 笑っていてくれるだけで幸せ。

 本の些細な事でも、何か見付けられたら、

『キラ、大好きだよ』

『・・・知ってる』

 その日一日が幸せ。

 そう思ってる。

 

END.

 

アスカガなぁ・・・。「二人だけの戦争」の時は、

好きだったんだけど・・・。

急展開なアス←カガリはちょっと駄目でした。

なので、気分はアスキラ大前提で、アス←カガリを。

・・・チャレンジャーだよね、私;

って、何処がアスキラ大前提かと言うと、

二人の会話がカガリに、全部聞こえてるところだったりします。

意味ないとか言わないで下さい。

兎に角、私って、苦手なものを書く癖があって・・・。

今回ソレが出ました。

気紛れでした。アスカガは。

急展開でさえなければ、OKだったのに。

漢同士の友情っぽくて。

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