あなたがスキ

 

「どうした、キラ?」

 愛しそうに細められるアイスブルーの瞳。

「あの・・・イザーク・・・」

「ん?」

 優しく紡ぎ出された言葉。

 全てが僕だけに向けられたものだと思うと、とても嬉しくて。

「お誕生日おめでとう・・・」

 その腕の中で暮らしたいと思う。

 でも、今日はイザークの誕生日。

 僕に甘えて貰う日。

 だから、勇気を振り絞って、囁いた。

「プレゼント・・・何が良いかわからなかったから・・・」

 

『僕をあげる――――・・・』

 

 すると、イザークは微笑んで、

「有難う、キラ」

 抱き締めてくれた。

 それに少し驚いてから、

――――イザーク、大好きだよ」

 そっとイザークの背中に腕を回して、

「・・・キ、ラ・・・」

 初めて僕からキスをした。

 

 ――――あなたがスキです。

 

 それは、掠めるだけのものだったけれど、

「んっ・・・」

 あなたは応えてくれて・・・。

 凄く幸せでした。

 これからも、あなたと共に過ごしたいと、

「キラ・・・、愛してる」

「・・・僕も、愛してる・・・」

 深い口付けを交わしながら、思いました。

END.

 

即席状態の小説でスミマセン;

こんなもので良ければ、お持ち帰り下さい。

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ご報告ナシでも構いません。

お好きにどうぞー。

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