愛縛

 

 愛してる。

 その言葉だけで、君を縛れたなら。

「ねぇ、皆城くん。一騎くんをあたしに頂戴」

「断る」

「どうして・・・?」

 一騎くんを頂戴よ。

「どうしても、だ」

 僕はどれだけ救われただろうか。

 

――――愛  縛――――

 

 人を寄せ付けない癖して、人を惹き付ける一騎。

 彼は皆に好かれていて。

 女子では、羽佐間に遠見。そしてカノン。

 男子では、剣司が手に入れたいと望んでいた。

 しかし、人と距離を置きたがる一騎は、彼らを近付ける事なく一定を保っていた・・・はずなのに。

『遠見の近くにいると、落ち着くんだ・・・』

 知らぬ間に、縮まっていた間隔。

『一騎くん・・・』

 二人は親しい仲になっていた。

 

 ――――やめろ。

 

 それが心を不安に・・・動揺させて。

 何とかしなければ・・・と思っていた矢先だった。

『頂戴』

 そう、言われたのは。

 

To Be Next.

『愛縛』より抜粋。

 

真矢ちゃんと総士様のレベル低い戦い。

・・・結構、人気が・・・(笑)。

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